◆亥子屋◆店主のひとりごと Back number  2003年6月 前へ 次へ

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6月28日(土)

什器をちょっと変えました。どこを?っと言われそうですが、今まで暖色の照明に、乳白のアクリル板だったところを、白色の明かり+曇ガラスに。ちょっと薄緑っぽく、白く透明感があって、GOOD!
これからもっと暑くなるので、涼しげな感じになって、自分では満足なのですが、今日、お客様に「什器、変わったと思いませんか?」と振ったけど気づかなかったみたい。そんなものですよね。自己満足でも良いのです。

6月22日(日)

福助が、民事再生法を大阪地裁に申請した。
ウチは、半世紀にもわたって取引があったので、大変ショック。
昔のお店の時には、店の設計を助言してもらったり、什器も特注で作ってもらったり。
福助特約店として、三浦半島で足袋を一番売る店であった時代もあったらしい。
それだけにいろいろと考えさせられた。
が、今から思えば、最近にしてはちょっと古い体質が残りすぎていたのかもしれない。
新商品を作れば、全国に商品を供給しなければならない決まりがあったり、
展示会に来社したバイヤー達には、お食事券を必ず配っていたり。(ウチは、改装後、取引額が減ってからは辞退していましたが。。。)
百貨店も、専門店にフロアを賃貸している時代なのに、
百貨店にしか卸せない商品もけっこうあった。

そういえば、以前ウチと取引があった、東京ブラウスも、水曜日に民事再生法を申請したらしいが、こう立て続けに悪い話が続いてしまうと、どうも気がめいってしまう。

だんだんと暗くなってしまうので、今日はこの辺で。

6月14日(土)


そういえば、先日、青山のプラダに行ったとき、外人の黒ぶちメガネのおじいさんと店内ですれ違いました。お洒落な人だな、、なんて思っていたら、昨日テレビのニュースに出ていて、なんと、プラダのCEOだったんです!!あ〜あ、、せっかくだからなんか面白いこと喋ればよかった。あわよくば、小さなウチの店でプラダを扱えるようになったりして。。。そんなことあるわけないですけど。

6月12日(木)

サボりすぎですね。いつのまにか。6月に入って10日以上経つと言うのに。。。
売上げがだんだんと落ちる6月なのに、6月頭はお店はめちゃめちゃ忙しかったのです。リピートしてくださるお客様もたくさんいらっしゃって、とても嬉しい。ありがとうございます!!!
そして、先週の水曜日は、展示会の後、初めて行く六本木ヒルズに。
第一印象は、迷路のよう。案内図を見ても分からない。きっと、案内本を買いなさいということなんでしょう。
洋服を探しにふらふらと、、、、という買い方は、よほど慣れないとできなそうです。有楽町にもある、サザビー出資のエストネーションは、とても広くて、さまざまな有名ブランドがあり、一見の価値あり。
けど、歩きつかれても、気軽にお茶が飲める場所もないし。トラヤカフェは、行きにくい場所にも関わらず、テレビの影響か長蛇の列。
洋服を買う、という点からだけ言うと、丸ビルの方が買いやすいと思います。
そして、昨日の定休日は、雑貨類を探しに数社周った後、新しいF社とF社へ。(ん?おなじやん、と思う方、両方とも頭に「フ」が付く会社だったのです)そのうち、一社は、22歳のデザイナーがデザインしているブランドで、結構面白かった。けどウチのお店にはどうかな?という感じで、ちょっと保留、、、もう一社はインポートをやっているところで、靴とか気になりました。秋冬から、とはいかなくても、来春からなんとか、、と考え中。
その後、先週金曜日にオープンした青山のプラダへ。
いや〜、ビルがびっくり!噂には聞いていましたが、ひし形のでっかいガラスブロックでできていて、中身も見えるんですよ。フロアーは毛足の長めな白いアイボリーのじゅうたんだし、階段も壁も真っ白。あれ、掃除して維持できるんでしょうかねぇ。などと貧乏くさく考えてしまう自分が悲しい。
それにしても、ビニール傘片手に、なぜか西川ふとんの袋を持って、プラダのニューオープンのショップで、白いじゅうたんをおそるおそる歩いている姿は、きっと怪しい人に見えたんでしょうね。
けどショップのスタッフは、そんなそぶりは微塵も見せず、終始笑顔なのでした。気分良かった。(笑)