◆亥子屋◆店主のひとりごと Back number  2008年10月 前へ 次へ
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10月31日(金)
日銀がやはり金利下げましたねぇ。
そんなわけで、今後の貸し出し金利も気になるわけで、銀行に連絡してみた。
さすがに「渋ってる?」とは言えませんでしたが、近いことを聞いてみると、世界同時不況で、日本もアメリカの煽りを受けている今、我々が貸し出しをしなければどこが貸し出しをするのだ、我々が日本の経済を守るんだ、という変な使命感に燃えています、とのこと。、渋るどころか、逆に中小零細を助けようという雰囲気に行内全体がなっています、と。
ほっほ〜、、とても頼もしい銀行だわ。銀行さんはそうでなくちゃ! ホント、銀行によって言うこと違います。

・・・って、どの銀行だろう?と、今、会社概要ページ見ようとしたあなた、どの銀行かは見ても分かりません。
気になる方は私信でお教えします・・・・・・・・・



10月30日(木)
株価、ものすごい乱高下ですね。
つい一昨日、とうとう7000円すれすれで、どうなるんだ〜!なんて思ってたら、今日は終値9000円回復ですって。
ああ。何か買っておきゃ良かったな〜、、なんてポロリとこぼしたら、「タラ、レバはないよ!」と元証券マンの妻。
それにしても9月半ばには12000円あった日経平均がたった1ヶ月で4500円以上も下がるんですから、やはり株は少し頭使うギャンブルですな。ギャンブルは本業だけで充分。
そういえば日銀が明日、利下げを発表する可能性が高くなってきたようです。
これから建設資金借金するウチにとっては良いニュース。ですが、この株安円高で貸し渋りする銀行もあるとか・・・
明日銀行に電話してみよう。渋ってます?と。



10月29日(水)
写真は、今設計を依頼しているcdi(シーディーアイ)の一番最近完成した、ヴェロックス北青山(仮称)という商業施設。北青山のセントグレース教会のお隣にある。
以前見たときにはまだガランとしていましたが、テナントも入りはじめ、ビルなのに木の温もりもあって、なかなか良い雰囲気になっていました。
地下には水も流れていて、滝もあった。
聞くところによると、設計が全て終了した時点で、施主側から「地下に水を流したい」と言われ、現場は大変な目にあったとか・・・

この建物は、木製のルーバーを多用していますが、ウチの計画もこんな感じの木製ルーバーが付く予定。最終の外観イメージ(減額案後)も、近日ご紹介する予定です。お楽しみに。



10月28日(火)
午後、青山での、工事最終金額のための打ち合わせ。
設計事務所、設備コンサルタント、施工会社含め、総勢8名での打ち合わせだったが、話し合いは不調に終わってしまった。
お陰で午後は丸々不毛な時間になってしまいました。
そんなわけで、コレ読んでると思われる、E社のIさん、Oさん、契約はもう少し伸びそうです。スミマセン、、、
Uさん、イラストの文言変更はもう少々お待ち下さい。
M社のOさん、詳細はまた後日、、、その間に金利、下がるかな??
K社のU専務、いろいろご心配をおかけしておりますが、もう少し(だと思います)。。。。



10月27日(月)
10月16日あたりに、炊飯器を探している、と書きましたが、買いました!新しいの。
象印のIH圧力釜。
色々と機能を調べて、研究に研究を重ねたのですが・・・決め手は、ズバリ、デザインです。シンプルだった。
写真左は、通常時、右はメニューボタンを押すと、細かいボタンがタッチパネル式で光る。(画像の色が微妙に違うのはフラッシュのせい)

炊いてみると、美味しいですね〜、、、食欲の秋にピッタリ!
玄米も美味しく炊ける。
ホカホカのゴハンをたべていると、日本人で良かった〜と思います。

でも、この炊飯ジャー、欠点が二つ。
お釜が重い。圧力調整する内蓋も重めで、細かい所まで毎回洗わなくてはいけない。

まあ美味しいものを食べるには少々の手間は必要ですよね。



10月25日(土)
7月10日のひとりごとに、昭和43年頃の旧稲屋ビルの写真を掲載しましたが、なんと建築関係の方の中には、その昔のビル写真をプリントして机の上に飾っている方もいらっしゃるとか・・・
ありがたいと言いましょうか物好きと言いましょうか・・・・

で、どうせ飾るならこの写真なんてどうでしょう?というわけで、写真は先日大竹カメラ店さんに寄ったらいただいてしまった写真。
駅前の夜景です。
「亥子屋」もうっすらと見えます。
つい半年前はこんな夜景を見ていたのに、既に懐かしい気がしているのは僕だけでしょうか?



10月24日(金)
ドル、95円台になりましたね。ユーロも125円台・・・・ よーし!外貨預金だ!海外旅行だ!
な〜んていう場合じゃない!
日経平均も終値7649円??バブル後最安値の7607円に迫る・・・
・・・と、ユーロ相場をみたら、、今なんと116円切ってる、、ドルも92円切った・・・
まずいですよコレは。まずいまずい。
まあ一般消費者にとっては、今までヨーロッパで1500円で食べてたランチが1000円になるんだから嬉しいわけだけど、150億円輸出してた企業にとっちゃ50億円マイナスですからねぇ、、、、

そういえば先日行ったインポート商社の展示会で、「ユーロ、最近安くて輸入にはイイですね」と言ったら、「もう相場が高いときに決済の契約してしまいましたので・・・数千万ですよ・・・」と。

どうか株安が止まりますように・・・・・



10月23日(木)
今日、銀行のATMに行ったら、オマワリさんが見張っていた。
なにも悪いことをしていないのに、ドキドキした。
携帯電話が鳴ったらどうしよう、とも思った。



10月22日(水)
自宅で仕事をしていると、家の中の色々なことが気になる。
そのうちの一つ、カメラ付きのインターホンのカメラが曇って見えないので、修理を依頼した。
そして、今日はその修理の日。
原因は、プラスチックカバーの劣化で、透明部分が変質していたのでカバーを交換、中身の機械を入れ替えて完了。
しかし、機械の内部、基盤には、虫の卵のような、サナギのようなものがたくさんくっついていた。
「良かったですね〜早めに気づいて、コレ、ICチップの脚にかかってるから、水分が出てくるとショートして基盤交換になるところでしたよ」
その担当者は綺麗にその不気味なものを取り除き、拭いてくれた。
おまけに、インターホンカバーの台にはポリッシュをかけてくれ、関係ないポストまで磨いていってくれた。いい人だ。

というわけで、画像は完璧にクリヤー。
いらっしゃる方は、インターホン押した後にあまり口をマイクに近づけないようにしてくださいね〜 



10月21日(火)
今日は、展示会数社回ったので帰りが遅くなってしまった。
帰って来てからこのコーナーの話題考えるの、最近大変だな、と思っていたら、今までは展示会に出かける日は水曜日で定休日だったことを思い出した。

そんなわけで今日は話題がないので、朝のテレビで見た情報を、、、、

電球型蛍光灯は、長い時間つける場所で効果を発揮する。点滅には弱く、逆に寿命が短くなって、白熱灯の方が経済的なことがあるとか。
そのボーダーラインは、2分50秒以下だと、白熱灯の方が有利なんですって。
階段、廊下、(人によってはトイレ)は、白熱電球の方がイイみたいですよ。知らんかった・・・



10月20日(月)
昨日は、逗子の市民祭りに行ってみた。
毎年この時期になると、「明日は逗子市民祭り。知ってました?」なんて告知をしていますが、実は行ったことがなかった。

写真はイベント会場なので、広々していますが、フリーマーケットや出店のコーナーはものすごい人、人、人・・・・タイヤキを買うのに20分も並んだ・・・
顔見知りの商店主もみかけたし、菊池市議、平井市長にも会った。
お客様のN様にもお会いして、「最近の建設日記、読んでますよ〜」と言われました。
良かった!忘れられてなかった・・・・ありがとうございます。



10月18日(土)
ゼネコンさんの担当Mさんが、最終の見積書を持ってきました。それと同時に、設計事務所から今の時点での設計変更を全て反映させた図面も届きました。
内容の付けあわせは時間がかかるのでまだ詳しく見てはいませんが、大詰めです。
今日いらしたMさんも、このコーナーのヘビー読者に既になられていて、自宅事務所に入るなり一言、
「椅子・・・の脚は、やっぱり3本・・・ですね・・・」(8月28日のひとりごと参照)

そして、源氏1000年紀を機会に、Mさん、なんと源氏物語読破に挑戦するんですって!!
とりあえず、与謝野晶子の現代語訳にチャレンジする、と宣言して帰って行きました。
O社長!Y常務!聞きました? ちゃんと読み進んでいるか一緒にチェックしましょうよ。
次にお会いする時には、帚木(ははきぎ)あたりから出題してみよっかな・・・



10月17日(金)
自宅の貯湯槽の修理に、設備屋さんが来た。(10月7日のひとりごと参照)
見習いの若者を連れてやってきたのだが、その若者、若いと思ったら18歳だった。
そしてその未成年の彼のポケットには、ヴィトンのケースに入ったタバコが・・・

「アレ?そのタバコ、買えたの?」「はい。コンビニっす。普通に買えますよ。」
「今、けっこう厳しくなってて、君が何かで警察で聴取されるようなことがあると、タバコを持っているのがばれる。
すると、どこで買ったのか言わされて、売った店の店長も、販売した店員も罰金になるよ。それにその店はタバコの販売免許剥奪・・・それに、最近タバコを吸わない人の方がカッコ良くなってるよ」
「・・・・・・・」
我ながらオジサンくさいことを注意してしまった。

帰り、車のところまで見送ると、機材満載の軽トラックには初心者マークが、、、、運転はその彼らしい。
「あ、、初心者マーク」
「2ヶ月前にトリマシタ!」
親方:「仕事帰りでも、怖くって寝れないんですよ〜。」

がんばれ若者、これからは手に職が物を言う。



10月16日(木)
最近、ゴハンを炊くと、自動的にオコゲができるようになってきた。
別にそんな機能がついているわけではなく、単に内釜が痛んできているのです。
炊飯器を見てみると、94年製と書いてある。
14年もトラブル一つなく稼動しているのだが、実はコレ、妻が社会人になって一人暮らしをした時に購入したものなので3号炊き。玄米なんて炊くのはずいぶん苦労する。

というわけで、そろそろ新しくしようか、と考え初めて気づいた。今の炊飯器ってスゴイんですね。
IH圧力?? 10万円以上のものもあるし、発芽玄米が作れる機能もあったり。
本炭釜とか、匠純銅釜とか、旨火ダイヤモンド釜とか・・・
シャッキリ、ふっくら、モチモチなど、炊きわけもできるみたい。日本人のゴハンへのこだわりってすごいですね。

ちょっと一筋縄ではいかなそうなので、もうしばらく研究してみます。



10月15日(水)
10月8日のひとりごとに書いた、シートパイルを打つ機械が今日から現場に入るので見に行きました。
行ったときには別の段取りをしていて動いていなかったので、少しションボリしていたら、現場の若手K君がそれを察してか、「今から30分後くらいに、またこの機械動かしますよ!」と段取りしてくれた。

先ず、写真の青い大きな、先行掘削をしている機械をずらして、黄色いクレーンを持ってくる。
そして、そのイモムシ機械(サイレントパイラーというらしい)をクレーンで吊って、シートパイルを打つ位置へ。

3枚目の写真が、圧入しているところ。
1枚終わると、ラジコンで移動してまた新たな場所に打つ。
なかなか興味深い動きをする機械でした。初めて見た・・・



10月14日(火)
我が家にも、とうとう今をときめく年金得別便が届いた!
枡添大臣のサイン(印刷)入りだ・・・・
早速中身を開けてチェック。
ざっと見た感じ、年数は飛んでないし月にも空白がない。大丈夫だろう、、、、
・・・と右の欄に加入月数が書いてある。
この数字がもし間違っていたら年金加入期間合計も間違ってることになるから、紙とボールペンを持ち出して表を作った。
平成を西暦に直して自分の年齢を入れて月を書いていく・・・

!! なんと22歳の4月からの記録しかない!
国民年金は20歳から払うはず。 ハッハッハ!間違ってるぅ〜
などと、ハナから間違ってると思い込んでいたら、
「私達が学生の時に、学生も保険料支払いを義務付けられたんじゃなかったっけ?」と妻。

・・・年金手帳やら法改正やら調べてみたら、その通りでした。 社保庁よ、疑って悪かった。



10月13日(月)
今日は、新しいホームページを作るための素材を探しに、カメラを持って出かけた。
逗子らしい海の写真や山の写真を撮っていると、さすが祝日。散歩をしている人や、砂浜に折りたたみ椅子を持ってきて読書している人、バーベキューを楽しんでいる人等、みんな各々の時間を過ごしている人がたくさん。見ているだけでゆるやかな時間を感じた。
そして、お昼は海の見えるレストランへ。
そこではなんと、料理が出てくるまで50分も待たされた!!
たぶん忘れられていたんだろうな・・・
写真はそんな待ち時間に撮った写真。(どこのレストランだか分かっちゃう!?)
お店の方は平謝りだったけど、こんな景色を長時間眺めることはあまりないから、ちょっと得した気分になりました。



10月11日(土)
実家に、8年前に購入したイタリア製スチームクリーナーの点検に業者が来る、という話を小耳に挟んだ。
実は、そのスチームクリーナーは訪問販売で母が買ったもので、悪いものではないが、エラく高かったことを記憶している。
「スチームクリーナー、少し調子が悪いから、丁度良いと思って・・・」
相変わらず暢気な母である。また何か売りに来るかもしれないのに・・・
少し心配なので立ち会うことにした。

長身で柔らかい物腰、まぶしい笑顔の男性営業マンが来た。べしゃりも上手い。
スチームクリーナーを見ながら、色々なところを点検し、グリースを塗る。
「クリーナーのタンクの中に、水道水のスケールが溜まっているので、何度かすすいでおきますね。」
「けっこう白濁してますね。」
「まだ大丈夫だけど、汚れが詰まると圧力が高まって、高温のスチームが噴出す恐れもありますよ。」
「本当はスチームクリーナーに使う水も浄水器を通した水がいいんですけどね。」
「スチームクリーナーよりも今はもっと簡単に汚れが落ちる水があるんです。」
「○○水って言いまして電気分解した水で・・・コレなんですけど、ちょっと換気扇の汚れ、落としてみていいですか?」

ハァ・・・浄水器のセールスかと思ったら、○○水だった。

「ちょっと貸して。汚れ、落ちにくいところがあるのよ」
と、母はその男性から水を奪い、スタスタとお風呂場へ・・・
「浴槽の水垢が取れないんじゃしょうがないわ!」

見事な断りぶりであった。



10月10日(金)
日経平均株価がつい3日前に1万円割っちゃった、と思ってたら今日はなんと8千円台・・・
2003年4月に付けた7600円台を割る可能性もある、なんて言ってる人も。
確かに、ドルも100円切って、ユーロも130円台。不安にならない方がおかしいと言えるのだが・・・
皆さん、ココで売ったら負けですよ!みんなが売るから下がる。更に不安が増長して売る。また下がる・・・
でも、日本の国力はそんなものではないし、各企業の資産価値を考えれば日経平均が1万円割ること自体、株価が本来の企業の資産価値を表しているとは言えないと思う。
企業の保有する不動産はともかくとして、人材、技術力、ノウハウ等等の価値が株価に反映されていない今の状態が異常なのです。
含み損が増大して、債務超過、信用が落ちたからと言って資金供給をストップする銀行はどうかと思います。
本当のビジネスパートナーだったら、困っている時こそ、自分がリスクを張って、取引先を助けるのでは??



10月9日(木)

昨日の現場では、ゼネコンさんの営業担当も現場監督も、「構台は必要ですから!返しちゃってもったいないですけど」と突っ込みを入れられた。
このコーナーを欠かさずチェックをしているようだ。
そして右写真、このコーナーに写真で登場したそうなオーラを発していた方がいらしたのでパチリ・・・・
ちょっとポーズがわざとらしいですが、この写真はクリックするといつもよりもずいぶん大きく拡大できますので、関係者の方は誰だか当ててみてください。



10月8日(水)
今日は現場の地縄張りを確認に行った。
地縄張りとは、建物の建つ位置に縄(紐)で建物の形を描き、敷地と建物の関係を確認するもの。
特に、敷地境界から建物までの距離や、全体のボリュームの確認が重要。
左のような写真をあちこち撮りながら後ずさりしたら、掘ってあった穴に落ちた。
ズボンも靴も手もカメラも泥だらけ。
「大丈夫ですか!」と聞かれたけど、こんな場合、「大丈夫です!」と答えるしかありません。
奥に写っているのが、土留めのシートパイルを打つ場所の土を柔らかくするために掘る重機。コレが重たいのでやはり構台は必要らしい。

そして右の写真は、土留めのためのシートパイル。
コレを8メートル〜9メートルも地中に差し込む。土留めに加えて、止水の効果もあるらしい。
このシートパイルを打つ機械は、「イモムシみたいな機械」と、建設会社のMさんは言ってたけど、今日は現場にはなかった。

イモムシ重機、気になります。



10月7日(火)
お隣のお宅のご主人が、夜突然ウチのインターホンを鳴らした。
「あの・・・隣の○○ですが、お宅の外にあるボイラーみたいなのから何か警告のようなアラーム音が鳴ってますけど」
確認すると、「ピーッピーッピーッ」という音が・・・
聞くところによると、数日前からずっと鳴っていたらしい。ずいぶんご迷惑をおかけしてしまった。

早速メーカーであるノーリツに電話をする。
なんと、お客様相談ダイヤルは365日、24時間受付。
「明日・・・お伺いする形でよろしいでしょうか?」
「いや、明日と明後日は都合が悪いので、明々後日に・・・」と言うと、「3日もご迷惑をおかけする形で大丈夫ですか?」と。
先ず、対応の早さに驚いた。

そして修理当日。原因は循環させている不凍液の減少だった。不凍液を継ぎ足して漏れている場所を探す・・・
漏れている箇所は、機械の内部ではなく、外部配管だった。
「配管は当社では修理できないので、設備屋さんのお仕事になります」とのこと。
そして、修理代は、修理をしていないのでいただけません、と。
出張費や継ぎ足した不凍液の代金もあるだろうに。
お客さんの立場を考えた会社だな、ととても感心しました。
何か設備機器を買う機会には、ノーリツにしよう、、、、お客の心理はそういうものです。



10月6日(月)
妻の実家のご両親が久々に逗子にいらした。(数えるとなんと7年ぶり・・・)
せっかくなので、横浜美術館で開催されている特別展「源氏物語の1000年」へ。(9/4のひとりごとでも少しご紹介しましたが)
コチラも京都文博のものに引けをとらず、紫式部像とか、源氏物語絵巻とか、オーソドックスな物が多い。国宝、重文も多いし、綺麗な源氏絵が盛りだくさん。江戸の錦絵もあれば珍しい戦前の子供向けの源氏物語の本も。

そして見終わって出てきた所には、お土産ショップが・・・
源氏物語にちなんだハンカチ、小物入れ、Tシャツ、鏡、携帯ストラップなどもあって、思わず買いたくなる。上手い商売だ。
その中でも目を見張るのが、この特別展でも展示されていた、住吉如慶が描いたと言われる源氏物語扇面画帖の実物大写真集。
中身は源氏五十四帖の名場面の実物大扇面画帖写真の下に、それぞれの巻のあらすじと、扇面画帖の場面解説もあるので、これ一冊でかなり源氏物語の大筋を楽しめる。
一家に一冊、あっても良い本だと思いますよ。ちょっぴりお高めですけど。
詳しくはコチラ
(・・・・また宣伝かよ、オイ!)



10月4日(土)
さて。工事現場には、乗り入れ構台が入っていた。
山留めのシートパイルとH鋼を打ち込む大型重機が、まだ壊されていない1Fスラブ(床)に乗るために構台が必要なのだそう。
ただの鉄の台を持ってきて、持ち帰るだけなのに見積り金額は120万。
なんかもったいないよな〜と思って、打ち合わせ時に減額提案!
「地下空間のサポートを多くすれば、構台、いらないんじゃないですか?どうせ壊す躯体だし、ヒビ入っても大丈夫っしょ。」
「シートパイルを打ち込む時にかなりの踏ん張る力が点でかかるので、構台無しでの施工は安全上認められません」
ゼネコンさんにも設計事務所にも言われてしまった。とほほ・・・



10月3日(金)
今日も京都の話で恐縮ですが・・・
写真はご存知、清水寺。修学旅行やらなんやらで何度か行っておりますが、なぜ今回寄ったかというと、33年に一度ご開帳となる本堂の秘仏が、花山法皇の崩御から今年が1000年ということで、特別に開帳になる、という話を聞いて、、、
本堂の裏側まで入るのは初めてだし、初めてみる十一面千手観音。いや〜、行った甲斐がありました。
ご開帳の期間は2008年9月1日〜11月30日と2009年3月1日〜5月31日の間。これを逃すと次は25年後らしいですから、京都に用事作って行ってみるのが良いでしょう。
清水寺だけでなく、西国三十三観音霊場のお寺が、順番に総御開帳になるらしいですよ。
詳しくはコチラ

それにしても、30日の天気の悪さに比べ、昨日は抜けるような青空。暑いくらいでした。



10月2日(木)
昨日、一昨日と、京都へ行っておりました。
写真は少し足を伸ばして、宇治川。水の流れが速くて、少し怖い感じ。
浮舟が身投げをためらったのも分かる気がします(?)

肝心の、京都文化博物館で今日から催される、「読む、見る、遊ぶ、源氏物語の世界」ですが、テーマは江戸時代。
平安時代に書かれた源氏物語が、時代を追うごとにさまざまな方面へ広がりを見せて、江戸時代にはパロディも出たり、浮世絵になったり・・・
室町〜明治初期にかけてのそういったとても珍しい資料が盛りだくさん。
見ているだけでも「へ〜、」という感じですが、源氏物語の内容を知っているとより一層楽しめると思います。
54帖全部を読む暇がない方は、「源氏物語みちしるべ」なんか良いかも・・・
(ん?宣伝・・・?)



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