◆亥子屋◆店主のひとりごと Back number  2002年1月 前へ 次へ

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1月25日(金) 晴れ

新しく使う什器を注文。良い什器を見つけたんです。メーカーさんからの紹介ですが、デンマーク製で、組み立て式で、家具の様に使え、組み合わせ方によっては色々な形にもできる。値段も特注するよりもずっと安いのです。知りたい方、ご連絡下さい。
しかし、60センチ幅のガラス入り棚板だけは、既成では作っていないので、サン・デザインに特注することにしました。

1月24日(木) 晴れ

一昨日、店を工事した業者がやってきました。サン・デザインの角社長ですが、サッシ屋さんを連れてきて、てきぱきと寸法を計り、指示を出し、段取りをして帰って行きました。
できるだけお金がかからないように気を使ってくれ、サッシ屋さんと大工さんだけで工事が済むようになりました。(本当は、タイル屋さんに仕上げをしてもらい、電気屋さんに配線ダクトレールを増やしてもらいたかったのですが、予算があるので。。。)
店の50%オフセールは、2月5日まで。6日は展示会に出かけて、7日、8日の2日間で工事の予定。
たった2日でできるんだろうか?うーむ。
商品入荷の予定もあり、new open は、2月22日デス。

1月23日(水) 晴れ

1月20日に、母方の祖父が亡くなり、本日、告別式、忌中払ともに済みました。
93才という、「いねや」を守っていた祖母よりも長寿でした。が、やはり別れは辛いものです。

1月16日(水) 曇り

好調な50%オフセール最中ですが、今日は定休日をいただいて、繊研新聞社主催のIFF(インターナショナルファッションフェア)に出かけました。今回は、過去最大の582社が出展しているらしい。国内383社、海外19ヶ国199社らしいです。
やはり周るだけで疲れてしまいました。が、いつもセミナーはためになる!
今回は、ユナイテッドアローズの小野瀬慶子さん、シップスの鈴木晴生さん、ビームスの南馬越一義さん、繊研新聞社の久保雅裕さんの、パネルディスカッションでした。
一番印象的だったのは、この不況時に、どの会社も、「お陰様でウチは伸びています」と言えるところ。それだけ店づくりにも、品揃えにも精度を持っているからなんでしょう。ウチもそうなりたい・・・・

出展社では、雑貨メーカーで、2社ほど気になる商品を見つけたので、名刺交換だけしてきました。

それより、そこで偶然、学生時代のジャズ研の後輩に会いました。
経堂で、雑貨屋さんをやっている、という噂は聞いていましたが、こんなところで偶然出会うとは!

Ruby Box というお店らしいですが、まだ私は行ったことがないので、今度行ってみたらレポートしますっ
ちなみに、頂いた名刺にURLが書いてあったので一応、、、
http://www.ruby-harlem.com/rubybox_top.html

ウチと同じ、水曜日定休らしいです。

IFFは国際展示場で開催されているので、ついでにその隣の、青海にあるヴィーナスフォートに寄ってみました。
入ったとたん、中世の町並みと、天井があるはずなのに青い空、白い雲、、、ちょっとビックリしました。
そんな中に、レストランやショップがたくさん入っているのですが、なんとなく中途半端な気がするのは私だけでしょうか?あそこまで作るなら、いっそディズニーランドの様にアトラクションなんかあったほうが良いのでは??なんて勝手な意見ですが、一番気になったのは、青山などで話題のショップも、そこで見るとあまり良く見えない、という所。それと、メンズの洋服が全然買えない、という所。各社、ヴィーナスフォート店にはあまり力を注いでいないんでしょうかねぇ。。。

1月9日(水) 晴れ

初売りから在庫処分 ALL50%OFFセールをやっていますが、たくさんのお客様がご来店され、お買い物もたくさんしていただいています。本当にありがとうございます。

販売員的見方をすれば、売上があがって嬉しい、の一言ですが、
バイヤー的立場では、せっかく選んで入れた商品がセールでしか売れない、、と残念な気持ち。
経理担当的見方は、50%オフは原価割れ。売れればそれだけ資産が減る、、、訳なのです。
しかし、経営者的見方からすれば、2月に品揃えを変更するので、残ったものはロスになる。
たとえ原価割れでもお金に変わったほうが良い、というところでしょうか??

うーむ。いろいろ考えてしまいますねぇ。。。貧乏性の私は。

1月5日(土) 曇りのち雨

あけましておめでとうございます。
亥子屋は、今日から初売りです。本年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様は、どのような年末年始をお過ごしになられましたでしょうか?

昨日(4日)は、取引先から紹介されたちょっと気になる(参考になる)専門店を見にでかけました。
板橋区の大山商店街と、成城学園前の商店街。
ついでに戸越銀座にも寄ってきました。

参考になるお店を見て、什器や品揃え、店装など、見てきたのはもちろんですが、どこも商店街の路面店。活気のある店、無い店、様々で、いろいろと考えさせられました。

逗子と違うところは、どこも駅の乗降客数がとても多いところ。
そのためか、牛角や、吉野屋、大戸屋、鶏膳、マツモトキヨシ、銀たこ、などなど、大資本のチェーン店がたくさん出店していました。
昔の「いねや」と同じ品揃え、達筆手書きのポップの店などもありました。
昔からの店は、お客様もほとんどが年配の方。大資本のチェーン店は、客層は様々でした。

昔からのお店(旧いねやスタイル)では、「へ〜。懐かしいな」とは思いますが、私達は買い物には入らないと思います。
恐らく、後継者などの問題もあり、品揃えを変えたり、改装したり思いきってできないのでしょう。

すると、今後、商店街というものは、各お店で後継者がいないところは、淘汰されていく、、、、そして、商圏に魅力があれば、新しい店がどんどんできますが、そうでないところは、本当にシャッター商店街になり、果てには住宅街、マンション通りになってしまうでしょう。

逗子はいったいどっちなのでしょうか?

逗子銀座商店街でも、昨年で商売をお辞めになってしまったお店が約3件??

今年も景気はよくなりそうもありませんが、「私達30代が入りたくなる、買いたくなる店」をテーマに
店づくりをしようと思います。